7月 15

年金受給者がお金を借りるため必要なこと

●年金を担保にしてお金を借りる

 

年金受給者の方は、給与所得がなければ消費者金融でお金を借りることはできないでしょう。高齢者が金融機関でお金を借りるなら銀行と言う選択肢もありますが、年齢条件に該当する必要があります。

年齢の指定をする理由は、年金受給者の収入に関する状態を不安視するよりも、健康面などの問題が生じて完済できないのではないかと言うリスクを不安視していると考えられています。

 

しかし、年金を担保にしてお金を借りる方法が2つ提供されています。指定された対象条件に当てはまる方は、使用使途を申告して小口の融資を受けることができます。必要額の融資のみとしているので、余裕の資金が欲しい希望には対応していません。公的な融資に近いので、カードローンのように都度融資を受ける仕組みではないと考えて下さい。

 

年齢とともに医療費が負担となり、適切な医療を受けられない方がいるのが現状です。生活面で不自由を感じる人もいるため、これからご紹介する福祉制度も視野に検討することをお勧めします。

銀行カードローンや、カードローン会社の利用者条件に該当しない年齢の方も、融資額や返済額など利用環境に満足できる方法が見つかるのではないでしょうか。

 

 

●年金担保貸付事業の申請

 

年金担保貸付事業は、年金を担保にしてお金を借り入れできる方法で、独立行政法人福祉医療機構で貸付しています。

 

融資額は10~200万円の範囲ですが、見積書など使用使途がわかる書類の提出を求めており、必要な金額として認定された額だけ貸付しています。

資金は年金支給機関から福祉医療機構が受け取って融資し、1回の年金額の1/3以下の金額を返済に充てることになっています。年金を担保にした場合の金利は、平成28(2016)年4月の段階で年1.9%、定額返済の方法を取っています。

 

無担保・保証人なしのカードローンとは異なり、連帯保証人をつける必要があります。申し込み者本人だけでなく連帯保証人にも審査が実施されます。また、連帯保証人が見つからない場合は、公益財団法人年金融福祉サービス協会に保証依頼できますが、別途保証料が請求されます。

 

申請は独立行政法人福祉医療機構代理店となっている金融機関と相談して、審査の手続きをします。公式ホームページで代理店を検索しましょう。他にも詳細情報を掲載していますので、利用条件も合わせて確認して下さい。

審査に通過すると指定口座に振込融資が実施され、その後は返済を中心とします。消費者金融とは違うので完済するまで、追加で借入することはできません。

融資実行までの期間は比較的長くなっており、申し込みをしてから4~5週間かかります。

 

 

●共済年金担保融資も年金が担保

 

共済年金もしくは厚生年金を受給している方は、年金を担保にしてお金を借りる方法がもう1つあります。

 

日本政策金融では、共済年金や厚生年金を受給している方を対象として、条件に当てはまる方に融資を行っています。上限は250万円ですが、使用使途が生活資金の場合は100万円を上限としています。金利は、平成28(2016)年4月の段階で年1.95%です。生活保護受給者は、対象とならないので注意しましょう。

 

返済方法はローンのような方法とは異なり、年金支給額から差し引いて返済に充てます。

日本政策金融は独立行政法人のような機関ではなく株式会社なので、各地に支店を設置しています。お住いのエリアを担当する支店に申請すると、審査を実施して通過できれば融資が受けられるようになります。申し込みから融資実行までは3週間程度の期間が必要です。

 

担保として年金証書を預けるなど、手続きが複雑な面もありますので、わかりにくい場合は担当者に確認した方が良いでしょう。融資制度に申し込みをする前に、返済方法や返済金額、そして返済期間などを相談してから決めることをお勧めします。

 

 

●年金受給者がカードローンを使うには

 

年金を担保にしてお金を借りるには、独立行政法人福祉医療機構や株式会社日本政策金融公庫がありますが、審査では融資が実行されるまで期間が長いところがデメリットだと言われています。

 

生活に困窮しているとか、すぐに医療費が必要などの事情があるかたには、融資実行は早いほど良いでしょう。そこで、銀行のカードローンでは、どのような対応をしているのかを確認するために上限年齢を取り上げます。

厚生年金と国民年金の支給開始は65歳となりました。厚生年金の報酬比例部分と定額部分は60歳から支給されるケースもありますが、生まれた年によって対応が異なっています。

 

そのため年金受給者に対応するカードローンを探すなら、年齢対象条件で65歳以上が含まれることが要件となります。

みずほ銀行は上限年齢を満66歳まで、三井住友銀行は69歳以下としています。また、じぶん銀行とジャパンネット銀行は69歳まで利用可能としています。最も上限年齢が高いのは、新生銀行のカードローンレイクとスルガ銀行で70歳以下としています。

 

以上の条件を確認すると、年金受給者の方がカードローンを利用するなら70歳以下の年齢であることが求められるでしょう。そのため、70歳までは銀行のカードローンでも資金の補てんが可能で、それ以降の年齢では、年金を担保にして独立行政法人福祉医療機構や株式会社日本政策金融公庫でお金を借りる方法を利用すると使い分けができます。

もし年金以外に収入がある方なら、消費者金融のカードローンが利用可能なので、年齢上限を満69歳までとしている、モビットやアコム、アイフルに申し込む選択肢もあります。

 

銀行や消費者金融のカードローンのメリットは、融資実行まで短期間に完了する可能性があること、そして使用使途が自由であることが挙げられます。事業性融資には対応していませんが、普段の生活資金や医療費の補てんには十分なサービスだと言われています。

 

ここでは審査の時点で申し込み可能な年齢を提示していますが、金融機関によっては新規の借り入れが可能な年齢を公式サイトで公表しています。

例えばスルガ銀行では、カードローン審査は70歳以下まで申し込めますが、76歳に達した時点で新規融資は実施していないと明言しています。

 

年金受給者の現在の年齢によって、お金を借りるための手段が様々に用意されていることが分かります。


Posted 2016年7月15日 by extr in category お金の借り方

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